週1回のレッスンで上達する子・しない子の違いは、練習の「質」にあった

「毎週ちゃんと通っているのに、なかなか上手にならなくて……」

こういう相談を、保護者の方からいただきます。

月謝を払って、送り迎えもして、子どももがんばっている。それなのに、同じ時期に始めた子と差が開いていく気がする。

その違い、実は「通う頻度」でも「才能」でもありません。

週1回のレッスンとレッスンの間に、何をしているか——ここに、すべての差があります。


上達する子が「やっていること」と、しない子が「やっていないこと」

上達する子は「少なく・毎日」練習している

「週末にまとめて1時間練習しました」という子と、「毎日5分だけ弾きました」という子では、同じ練習時間でも上達の速さが全然違います。

脳の記憶定着の仕組みから見ると、これは当然の結果です。

音楽の演奏は「指の動き」と「音の記憶」が連動して体に染み込んでいくスキルです。この定着には、毎日少しずつ繰り返すことが最も効果的だとされています。週末1時間より、毎日5分の方が圧倒的に速く「体で覚える」のです。

上達しない子は「最初から通して」弾いている

「練習しなさい」と言われると、曲の最初から最後まで通して弾く子がほとんどです。

でもこれは、上達には遠回りな方法です。

「通して弾く」は、すでに弾ける部分と、弾けない部分を混ぜて練習しています。弾けない部分は毎回詰まり、弾ける部分は毎回スムーズに進む。つまり「得意なところをさらに得意にして、苦手なところはずっと苦手なまま」という状態が続きます。

上達が早い子は、「詰まった場所だけを取り出して」練習しています。2小節だけ、難しい指使いだけ——そこに集中する習慣が、上達の速さを決めます。

上達する子の親は「聴いている」

これは意外かもしれませんが、上達が早い子の保護者の方の多くは、練習中に近くで「聴いている」という共通点があります。

評価したり、口を出したりするのではありません。ただ「聴いている」だけです。

子どもは「誰かに聴かせたい」という感覚があると、練習のモチベーションが変わります。「見せたい相手がいる練習」と「一人でやる練習」では、集中の深さが変わるのです。


今日から使える「上達する練習の3ルール」

ルール① 1日5分、毎日続ける

「10分できる日より、5分の毎日」を選んでください。

特に最初の3ヶ月は、曲の完成度より「毎日鍵盤に触れる習慣」を最優先にします。5分でいい。1曲でいい。それだけで、翌週のレッスンで先生が驚くほどの変化が出てきます。

ルール② 「詰まった場所だけ」を3回繰り返す

練習中に手が止まった場所が出てきたら、そこだけを3回繰り返してください。

最初から弾き直す必要はありません。詰まった2小節だけ、ゆっくりでいいので3回。それが終わったら次へ。この習慣が、「通し弾き」より何倍も速い上達をもたらします。

ルール③ 週に1回だけ「通して聴いてあげる」

週に1回、子どもが練習した曲を最初から最後まで「黙って聴く」時間を作ってください。

途中で止まっても、間違えても、何も言わない。最後まで聴いたら「聴かせてくれてありがとう」だけ言う。

この「聴かせる相手がいる」という体験が、子どもの練習への向き合い方を静かに変えていきます。


🎹 「練習の仕方から一緒に考えたい」という方は、体験レッスンでご相談ください。
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先生からひとこと

「うちの子、練習しなくて」という相談の8割は、子どもの問題ではなく「練習の仕方が伝わっていない」ことが原因です。

レッスンでは弾き方だけでなく、「家でどう練習するか」を毎回一緒に確認しています。「今日はここだけやってきてね」という具体的な宿題にすることで、子どもが一人でも迷わず取り組める状態を作っています。

練習が続かないのは、子どもの意志の問題ではありません。やり方がわかれば、子どもは自分から動きます。


こんな方に向いています

  • 毎週レッスンに通っているのに、なかなか上達しないと感じている
  • 家での練習で親子バトルが起きている
  • 共働きで練習を見てあげられる時間がほとんどない
  • 「才能がないのかも」と諦めかけている

一つでも当てはまれば、まず体験レッスンへ。練習の仕方から、一緒に整えましょう。


体験レッスンのご案内

体験レッスンは30分・完全無料でお試しいただけます。

「うちの子の練習の仕方が合っているか見てほしい」という方も歓迎しています。すでにどこかで習っている子も、比較のためのご来場もお気軽にどうぞ。

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